「偉大なるしゅららぼん」をお薦めします♪

アトリエコスモ

2011年10月02日 12:58

前からとっても気になってた1冊の本があります。
書店に並んで間もなしの頃、手にとって中身をちょこっと立ち読みした新刊です。
その時は 興味は持ったものの・・・かなりの分厚さに怖じ気づいてしまいました。

しかし ひょんな事から この「偉大なるしゅららぼん」が 彦根に、とてもゆかりのあるお話しだと聞いて読んでみたくなったのです。


琵琶湖を舞台にした万城目学さんの奇想天外なストーリーの最新作です。

物語の出だしに 主人公である 涼介が降り立つ架空の駅、石走駅の描写が 実際の彦根の駅前の風景にそっくりなのには驚きです。

馬に乗ったお侍の銅像の話しとか・・・ハトのマークのショッピングセンターとか、石材店さんとか・・・駅前通りをお城に向かって歩いた事がある人なら み~んな、そうそうと頷けちゃうと思います。

まずそんなとこから楽しめちゃうのは、ご当地に住んでる者達の特権ですね♪

お城を 住居として 居候する事になる涼介、そして、そこに住んでる淡十郎やグレート清子達の生活の様子、そして迫り来る敵との闘い・・・これは読まなくちゃわからない

そして、読み進むうちに「しゅららぼん」とは、なんぞや?という答えが見つかった時の驚き!!というか、へ~~~、そう言う事~という展開をぜひ楽しんでもらいたいと思うのです。

満足出来る作品だと思います

読んだ人同士で しゅららぼん話しに花を咲かせるのも楽しそうだと思いませんか?

お友達になるきっかけにもなる気がします。

しゅららぼん友達なんていかがでしょうか?

読書の秋の お薦めの一冊です。
(特に彦根の人は 必読あれ!!)




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